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2012年2月21日 (火)

みちのく夕焼け兄弟旅日記

1997年8月24日(日)岩手県で行われた、スピッツの野外ライブ「みちのく夕焼け兄弟」のレポート。
なんと15年もたってるよ・・・当時19歳。若かったなあ。

ライブレポというより旅レポです

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ライブ前日の夜、始発の大垣駅から終点東京駅へ向かうべく、夜行快速列車「ムーンライトながら」に友人と乗り込む。

しかし、この車内が殺人的に寒い

夏だからと半袖1枚で身軽に来てしまった自分を呪いながら、友人のカーディガンに片腕だけ通させてもらい、凍える夜を過ごす

周りを見れば、上着や毛布を持参している人ばかり。
こんな小娘たちとは格が違うのだ。

寒さで死にかけた朝の5時頃、東京駅へ到着。

外へ出ると都会の生暖かい風に身を包まれ、ひとまず生き返る

ほぼ寝ていないので仮眠したかったのだが、その前に朝食にありつこうと周りを見渡す。
・・・が、時間も時間。
そんな気の利いたお店はもちろんなく、ファーストフード店やファミレスすら閉店。
途方にくれそうになったところ、原宿に吉野家があったことを奇跡的に思い出した私。

もっと近場に24時間営業のお店はいくらでもあっただろうけど、調べる気力はなし。

つぶれていませんように・・・と祈りながら山手線に乗り込み、原宿で吉野家のオレンジ色の看板を見た時には泣きそうだった。 朝定食を食べる。
苦労して来たかいがあり、格別においしい

吉野家でつっぷして寝るわけにもいかないので、どこか仮眠できるところはないか考えていると、またもやひらめいた
山手線だ!!
東北新幹線の乗車時刻が9:30頃だから、2周はできる!!

山手線に乗り込むやいなや、私達は爆睡した
心地よい電車の揺れに身をゆだねて。。。

はっと目覚めると2回とも品川駅で、ああ、2周したんだと分かり、その後何食わぬ顔で東京駅で降りる。
(その後もライブで早朝に東京へ来た時は、度々この方法で仮眠させてもらっていた。
当時ネットカフェやマン喫なんてメジャーじゃなかったのだ。)

その後東北新幹線でも爆睡zzz・・・。o○
起きて、ささかまの入った駅弁を食べ終わると、あっという間に盛岡に!!

シャトルバスで小岩井農場へ向かう途中、快晴だった空に薄雲がかかり、窓に雨粒があたり始める。
しーんとする車内。
その後大降りになったり、小降りになってやんだりを繰り返しながら、農場へ到着。

LIVE

雨がそぼ降る中、1曲目チェリーでコンサートが始まった。

冷たい雨を受け止めるだけの体に、マサムネさんの歌声が優しく染み渡った。

野外コンサートに雨はありえない、次第に夕焼けに染まる背景をバックにスピッツを聴きたい!
と思っていたけど、もう夕焼けに未練はなかった。雨のスピッツもオツだ!

するとそんな私の心を見透かしたように、雨はどんどんと雨足を強め、本降りになってきた。

雨のスピッツもいいけど・・・豪雨となると・・・正直曲を楽しむどころじゃなくなってきた。

マサムネさんがお客さんに何度も「大丈夫?」と聞いてくれる。

そして、ちょっとすごいことがあった。

雨がやむことを祈って歌います、と歌われたあじさい通り

♪雨 降り続くよ あじさい通りを カサささずに 上向いて 走ってく♪ から
♪だから この雨あがれ あの娘の頬を照らせ♪ のサビへ向かい、

本当に祈るような歌声が小岩井のひとところに響き渡る。

するとどうだろう。雨はみるみる小降りになり、2番の途中では完璧に雨は休息した。

顔を見合わせる観客同士。
空を仰ぎにこやかな表情のマサムネさん。

幸運な偶然だったといえばそれまで。
でもあの時あそこにいた誰もが、歌の力を信じたと思う。
ほんの一瞬、スピッツがみせてくれた魔法だった。

その後、雨はまた降り始め、びしょぬれで盛り上がる2万人の観衆。

雨をきっかけにスピッツと観客との距離感が縮まったようだ。

「小岩井の土になってしまいそうだ」

「生まれ変わってもこのライブのことは忘れないと思う」


など、マサムネ語録は冴え渡り、このライブへの大きな愛を感じた。

本当に本当に素晴らしいライブだった。



終演後、規制退場になるが、Aブロックの私達が会場から出れたのは1時間半後だった。

その間、体温は徐々に奪われ、ガタガタと震えが止まらなくなる。
髪の毛や服が体にはりつき、絞っても絞っても降り続く雨のせいで全く無意味。
本日2度目の瀕死状態だった。いや、本気で・・・。

ホテルの熱い湯船に命を救われ、1泊して名古屋へ帰宅。

何度も行ったスピッツライブの中でも、ひときわ強い光をはなつ夏の思い出です。

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コメント

こんにちは☆
私は、逆に東京から大垣へ行く、通称「大垣鈍」をよく利用してました
確かに、真夏でも寒くて凍えそうだった記憶が・・・
車掌さんに、冷房なんとかならいんですかと聞いたら、
温度調節はできないんですと、無情な返事でした

遠い日の思い出です。大垣鈍も今はナイ。
コンサートと関係ないコメですみません

SuperNonNonさん

こんにちは
いつもポチッとをありがとうございます
そうそう、確か私も同じこと車掌さんに聞きました!
どうしてあそこまでキンキンに冷えるんでしょうね;
大垣鈍(さっそく使わせてもらいます^^)今はないんですか~。
時代は変わってゆきますね。
私にとっても遠い日の思い出です

すごい思い出ですね~♪ なんか、根性がある!!とても 好感持てましたよ~♪
ここまで頑張ってライブに行ける元気と勇気・・。
尊敬です!!マジ、ほんと、!!o(*^▽^*)o
これからも頑張ってね!!応援してますヽ(´▽`)/

まぶちょんさん

こんばんは
わーん、なんか嬉し~
あの頃は若かったな~と思います。
私こそまぶちょんさんの相乗りタクシーのお話に、すごいっっ!!と尊敬していたんですよー

友達が スピッツのコンサートに行った話ですが
結構 前の方の列だったみたいで。
とても いい感じで盛り上がってたのに
どうしても トイレに行きたくなったみたいで。
我慢できなくなって トイレに行ったそうです。そしたら
チェリーが 流れてて。
トイレの中で 聞いたそうです

ひめ子さん

こんばんは
コンサート中にトイレ、よっぽどだったんでしょうね
トイレで聴くチェリー切なかっただろうなあ
私も映画の途中でならあります
あと海外で長距離バスの中で行きたくなり、バスを止めたことも・・・

こんにちわ!このライブの「猫になりたい」をDVDでみました。
「小岩井の土になってしまいそうだ」もばっちりはいってますね!
「昔は俺も羊だったのかなーなんて。。。。。猫になりたい」
っていうくだりが大好きなんです!!!!!
その場にいたなんてうらやましすぎます

そして、、、、「あじさい通り」の魔法の話、感動です
わたし、「あじさい通り」大好きなんですけど、ライブではそんな素敵なエピソードがあったなんて、知ることができてうれしいです♪その場にいたukiさんは本当に素敵な思い出になったんだろうなーって、思いました!

スピッツのライブって、本当にしあわせな時間ですよね!

akikoさん

こんにちは
DVDにこのライブ入ってるんですね~
羊のくだり、akikoさんのコメ読んで思い出しました!
15年もたってるのに、脳には刻み込まれてるんだなあと驚きです。
ステキですよねえ、マサムネさんの歌も声も曲も歌詞も
あじさい通り、そうなんです!
ほんとに感動的な出来事でしたよ~。
ファンクラブやめてしまったので、今チケット取るのがヒジョーに難しいんですけど、幸せなひと時を求めて、またライブに行きたいなあと思ってます。
スピッツ話できて嬉しいです
またぜひお越しください!私も遊びにいきますね

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